栃木県宇都宮市の百貨店の屋上にあるビアガーデンが28日、今シーズンの営業を始めました。コロナ禍で迎える夏、店はさまざまな工夫を行っています。 

東武宇都宮百貨店の9階屋上にある「銀座ライオンビヤガーデン」。冷たいビールとジンギスカンがウリの店で、今年も客の笑顔が戻ってきました。 

新型コロナウイルスの感染拡大への心配が続く中、アルコールを提供する店舗ではさまざまな工夫をしています。今年から本格化したのが、単品メニューの大幅な拡大。「大人数で」「にぎやかに」が基本のビアガーデンで、「1人でも」「単品でも」という発想に転換しチャレンジの夏を迎えます。 

感染防止対策で座席数は350から200に減らし、屋上ということも相まって解放感は抜群。百貨店関係者でもビアガーデンのオープンが「最も夏がきたと感じる」と言い、「季節を感じる『歳時記』として堪能してほしい」と話しています。