Joe Skipper / Reuters
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SpaceXは、先日完成しFreedomと名付けた4機目をもっての宇宙船Crew Dragonの製造を終了することを明らかにしました。Reutersの報道によれば、当初よりCrew Dragonは4機までの製造予定で、今後はそれらを繰り返し飛行させていくことになるとのこと。

SpaceX社長のGwynne Shotwell氏は、宇宙船の製造は最後の1機になったものの、当面メンテナンス用の部品の製造は継続するとしています。また、必要ならばいつでも追加の機体を製造することはできるとも述べました。

SpaceXは当初、NASAがISSと地上間の宇宙飛行士の輸送に民間の宇宙船を使う商業乗員輸送開発(CCDev)プログラムのため、Dragon補給船をベースにCrew Dragonを開発しました。すでに試験を含めて5度の有人飛行(うち4度はISSへの人員輸送)をこなしてきました。

NASAは、ISSへの人員輸送のためにCrew Dragonを利用する6度のミッションを契約、その後、やはり人員輸送用に開発されているボーイングのStarlinerの計画遅延のため、3回のミッションをを追加発注しています。

さらに、いまから約1週間後には宇宙ステーションでの商業活動を計画する企業Axiomが、4人の民間宇宙飛行士を乗せたCrew DragonをISSへ向けて打ち上げる予定です。Axiomは少なくとも3度のISS有人往復ミッションを計画しています。

Crew Dragonの製造終了によって、SpaceXは月・火星への到達も視野に入れた新型ロケット兼宇宙船Starshipの計画により多くのリソースを割けるようになるはずです。現在、Starshipは5月に初の軌道への試験飛行を行いたいとしていますが、それには必要なFAAライセンスの取得、ボカチカの打上げ施設の環境評価をクリアしなければなりません。この環境評価は最新のスケジュールでは4月29日を目標に作業が進められているとのこと。ただ、環境評価に関してはもしそれが間に合わなくとも、ケネディ宇宙センターの発射施設などを使用することが可能だとイーロン・マスクCEOは述べています。

Source:Reuters