新型コロナ検査を待つ市民ら=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は20日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から33万4708人増え、累計937万3646人になったと発表した。前日(38万1454人)より4万6746人減ったもので、2日連続30万人台を記録した。重篤・重症患者は計1033人、新たな死者は327人となった。

 週末に検査件数が減る影響で、日曜発表の感染者数は土曜発表より少ない傾向がある。

 しかし、この日の発表は1週間前の13日(35万183人)より1万5475人少ない。前日も1週間前の12日(38万3655人)より2201人少なかった。 

 コロナ変異型「オミクロン型」が本格的に拡大してから、新規感染者数は前週より倍増してきたが、先ごろ同傾向が鈍化したのに続き、今回の週末はむしろ減少した。実際にピークを過ぎ減少に転じたかどうかは今週に確認できるとみられる。

 新たに報告された死者は327人で、1日当たりの最多を記録した17日(429人)に次ぎ、過去2番目に多い。死者の累計は1万2428人になった。

 重症者は1033人と、前日(1049人)から16人減ったものの13日連続で1000人を上回っている。在宅治療(自宅療養)中の人は214万6951人に増えた。

 この日、新規感染者のうち市中感染者は33万4686人で、地域別では京畿道が8万8479人、ソウル市が6万5870人、仁川市が1万9149人と首都圏が17万3498人(51.8%)を占めた。海外からの入国者の新規感染は22人だった。