【速報】那須の雪崩事故 引率教諭3人を起訴
2017年3月、那須町で登山講習中だった高校生と教諭合わせて8人が亡くなった雪崩事故で、宇都宮地方検察庁は10日、講習会の責任者だった男性教諭ら3人を業務上過失致死傷の罪で在宅起訴しました。
起訴状によりますと3人は、2017年3月27日朝、県高体連登山専門部が開いた登山講習会で前の日に雪が降り雪崩が発生する可能性が高くなっていることを予想できたにもかかわらず安全を確保する義務を怠り、雪上歩行訓練の実施を決定。先頭を歩き山の斜面で雪崩に巻き込まれた大田原高校の生徒7人と教諭1人を死亡させ、5人に重軽傷を負わせたとしています。
警察は、2019年3月、3人を業務上過失致傷の疑いで書類送検していました。