栃木県さくら市の花塚隆志市長は8日開いた定例会見で一般会計で過去最大規模の195億5千万円にのぼる新年度の当初予算案を発表しました。

新年度の当初予算は前の年度よりも7億7千万円、率にして4.1%増の195億5千万円になり、過去最大規模となりました

新型コロナ対策として中小企業の経営安定化を図るための資金融資として15億3千万円を計上したのが主な要因です。

花塚市長はコロナ後を見据えた「ヴァージョンアップ予算」をキーワードに編成したと説明。

中でも大型事業として、桜の名所として知られ、街並みを見晴らせるお丸山周辺の再整備事業で1億円余りを計上し、遊歩道の修繕や屋外トイレの設置などを複数年かけて整備を進めます。

そのほか、市民や有識者などが観光や環境の向上を検討する「お丸山会議」を立ち上げ魅力アップを目指します。