栃木市の大川秀子市長は8日、過去最大のおよそ672億円にのぼる新年度の当初予算案を発表しました。

栃木市の一般会計の新年度予算案は671億9000万円で今年度の当初予算と比較して20億6000万円、率にして3.2%増えました。

過去最大だった2年前を超えて最大規模となりました

これは、市の消防本部の建て替えや都賀地域に行政サービスの複合施設を整備する事業費を盛り込んだことが主な要因です。

新規の事業を見てみますと今年4月と11月に文学館と美術館のオープンをそれぞれ予定していて企画展などの事業費として合わせて3300万円を充てました。

これに合わせて文化課にあった係を独立させて美術・文学館課を新たに設置し美術館と文学館の効率的な運営に取り組みます。

一方、3年前の東日本台風で市内の広い範囲で大きな被害を受けたことから、引き続き行う浸水被害の軽減策として3億8000万円を組み入れています。