男の妻も逮捕 宮城・死体遺棄事件
宮城県白石市の山林で白骨化した女性の遺体が見つかった事件で栃木県警は7日、夫などと共謀して遺体を遺棄した疑いで25歳の妻を逮捕しました。
逮捕されたのは宮城県白石市の無職、海部春香容疑者(25)です。
海部容疑者はすでに死体遺棄の疑いで逮捕されている夫の学容疑者(35)、妹の郄木沙耶花容疑者(23)と共謀して2019年12月ごろに田中早苗さん(当時24)の遺体を宮城県白石市の山林に遺棄した疑いがもたれています。
警察は海部容疑者の認否を明らかにしていません。
捜査関係者によりますと、海部容疑者と田中さんは知人で10代のころにさくら市内で知り合ったとみられます。
海部容疑者はその後、宮城県内で知り合った夫の学容疑者と交際を始め、2019年の夏ごろにさくら市内のアパートに移り住み、妹の高木容疑者も宮城県内やさくら市で同居をしていたということです。
2019年の秋ごろ、海部容疑者がアパートを出たころに2人が田中さんを監禁し暴行したとみられています。
警察は現時点で学容疑者が主導的な立場だったとみていて、3人の役割やこれまでの経緯について慎重に調べを進めています。