茶箱に着物を着せてきらびやかに輝かせる「リメーク茶箱」の展示会が壬生町で開かれています。

艶やかな着物地で飾られた茶箱がずらりと並びます。

壬生町安塚の中川ひろ子さんの自宅で茶箱の販売・展示会が開かれています。

中川さんは茶箱のリメークを手掛ける知人の影響を受けて使われなくなった茶箱や着物を集めて2年半前から制作を始め、これまでにおよそ30個を製作しました。

茶箱を丁寧に水洗いしてきれいにしたあとに着物を着せていき、茶箱の大きさに応じて3日から3週間かけて完成させたといいます。

十二単や知人から譲り受けた日光東照宮の陽明門が描かれた着物を使った茶箱などが目を引きます。

茶箱はふたの裏側も同じ生地を使う工夫が施されていたり着物のデザインに応じて綿の量を決めてふくらみをもたせ温かみや優しさを演出しています。

リメーク茶箱の展示会は12日まで開かれています。