日光山輪王寺に伝わる秘仏鎮将夜叉尊が立春の4日から特別公開されます。

9年に1度の公開で、これに先立ち2日法要が営まれました。

特別公開は今年が立春から1年間、9年に1度巡り良くも悪くも運勢が強く出やすく社会にいろいろなことが起こりやすいとされる「五黄中宮の年」に当たることから行われ今回が4回目です。    

鎮将夜叉尊は日光山中興の祖で徳川家康から3代にわたり徳川将軍家に仕えた天海大僧正が天下泰平を願い拝んだと伝えられています。

毘沙門天の特殊なお姿で袈裟の中に入れたり髪に結いこんだりして携帯できるよう高さは5センチほどです。

公開に先立ち2日は法要が営まれ、鎮将夜叉尊の前で僧侶たちがお経をあげコロナ禍の早い終息などを祈りました。

秘仏・鎮将夜叉尊は4日から1年間、日光山輪王寺の三仏堂で公開されます。