那須ニコン3月で操業停止 価格競争激化で
那須烏山市で眼鏡レンズを製造する那須ニコンが3月31日で操業を停止することが分かりました。
価格競争の激化などが理由で、100人以上の従業員が働いているだけに影響は少なくありません。
親会社のニコン・エシロールによりますと、国内の眼鏡需要の減少や価格競争の激化に加え設備が老朽化し、改修したとしても売り上げ確保の見通しが厳しくなっているということです。
従業員は現在パートを含む124人で、3月31日の操業停止に伴いニコン・エシロールは正社員に対し子会社や関連会社への勤務を打診しているということです。
那須ニコンは1979年に那須オプチカルの名称で創業し、1988年に現在の名称となり、2000年以降はニコン・エシロールの子会社となっていました。