着なくなった学生服を譲り受け必要とする家庭に格安で販売する事業者が宇都宮市内の大学に回収箱を置いて提供を募っています。

この取り組みは学生服のリユース事業を行う「さくらや宇都宮店」が行っているものです。

店では宇都宮市を中心にクリーニング店などおよそ30カ所に学生服の回収箱を設置していて、21年11月からは宇都宮市上戸祭にある文星芸術大学のキャリア学生支援センターにも協力してもらっています。

大学に回収箱を置くのは全国に91店展開する「さくらや」のなかで初めてで、31日までに学生服など5セットが寄付されました。

引き取った学生服はクリーニングして定価の8分の1以下などで販売します。

宇都宮店は21年8月に開店しましたが利用客はまだ多くはなく、取り組みの認知度を上げて制服を必要とするより多くの家庭に届けたいと願っています。

文星芸術大学に設置した回収ボックスは地域の住民など学生以外からの寄付も受け付けています。