鍋料理がおいしい季節。今回は料理研究家の市瀬悦子さんが今までにつくってきた鍋のなかから、「鶏肉、キノコ、ゴボウの雪見鍋」ご紹介します。

鶏胸肉とキノコを使ってつくる”ごちそう鍋”

修業時代に師匠がよくつくってくれた思い出の味。具材を替え、わが家の定番に。

●鶏肉、キノコ、ゴボウの雪見鍋

【材料（4人分）】

鶏胸肉（皮なし）　小2枚（400g）
マイタケ　大1パック（200g）
シイタケ　6枚
ゴボウ　1本（160g）
大根　500g
片栗粉　大さじ3
A［だし汁（和風）5カップ　しょうゆ、みりん、酒各大さじ3　塩小さじ1］
ショウガ（千切り）　1かけ

【つくり方】

（1）　マイタケは小房に分け、シイタケは軸を除いて縦半分に切る。ゴボウはささがきにし、水にさっとさらして水気をしっかりときる。大根は鬼おろし（またはおろし金）ですりおろす。

 

（2）　鶏肉は1cm角の棒状に切ってポリ袋に入れ、片栗粉をふり入れる。空気を入れて口を閉じ、上下にふって全体にざっとまぶす。

 

（3）　鍋にAを入れて混ぜ合わせ、中火で熱する。煮立ったら、（1）のゴボウを加えて5分ほど煮る。（2）を片栗粉ごと加え、（1）のマイタケ、シイタケとショウガを加える。1〜2分煮て再度煮立ったら、弱めの中火にして5〜6分煮て、（1）のおろし大根をのせる。

［1人分246kcal］