フルSUV化したホンダ新型「フィット」がスゴい!? 3ナンバー仕様をカスタム 専用グリル装着した姿とは

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専用フロントフェイスを採用

 ホンダは、「フィットクロスター」をベースにさらなるSUVらしさを強調したカスタムモデル「フィットe:HEVクロスター カスタム」(以下、フィットクロスターカスタム)を東京オートサロン2022(1月14日から16日)に出展しました。

 1年前のバーチャルオートサロン2021でオンライン公開された直後から大きな反響を呼んだカスタムモデルですが、どのようなSUVスタイルが実現されているのでしょうか。

ホンダフィット e:HEV クロスター カスタム」

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 フィットクロスターカスタムの特徴のひとつとしては、専用フロントグリルを中心とした独自のフロントフェイスが挙げられます。

 ベース車にはないスキッドプレート調のパーツも装着されたほか、ドアミラーカバーやドアハンドルはブラックアウトされ、サイドモールを思わせる黒い加飾と相まって精悍な雰囲気を演出。

 ボディカラーは、同社のバイク「CT125・ハンターカブ」の設定色(マットフレスコブラウン)にあわせた世界観が表現されています。

 タイヤはトーヨータイヤのオールテレインタイヤ「オープンカントリー」が装着されているほか、ゴツめのルーフキャリアも装着され、アウトドアシーンにも映えるデザインとしました。

※ ※ ※

 カスタムモデルのベースとなったフィットクロスターは、2020年2月に発売された4代目フィットから新たに設定されたSUV風モデルです。

 ほかのタイプのフィットがいわゆるグリルレス風デザインを採用するなか、フィットクロスターはフロントグリルの存在感を強調した顔つきを採用。

 また最低地上高が25mm引き上げられて160mm(FF車)となった点や、フィットとして初となる3ナンバーサイズの全幅(1725mm)も特徴といえます。

 前後バンパーやサイドガーニッシュ、ホイールアーチプロテクターも専用装備として採用。カジュアルなSUVスタイルを楽しみたいユーザーにおすすめできるモデルとなっています。

 フィットクロスターカスタムが東京オートサロン2022で公開されたことで、ベースのフィットクロスターにも再び注目が集まるかもしれません。

 それではここでクイズです。

 4代目フィットの全幅について、クロスターは前述のとおりフィット初の3ナンバーサイズで1725mm、その他のタイプは1695mmに設定されていますが、じつは歴代フィットの歴史のなかで、初代モデルから2代目にフルモデルチェンジした際も、全幅が変化していました。

 初代フィットに対して、2代目フィットの全幅は何mm変化していたでしょうか。

【1】-10mm

【2】+10mm

【3】+20mm

※ ※ ※

 正解は【3】の「+20mm」です。

 初代フィットは全幅が1675mmでしたが、フルモデルチェンジで5ナンバーサイズほぼいっぱいの1695mmに改められています。

 ちなみにこのとき全長も55mm長くなり、ボディがひとまわり大きくなりました。

※クイズの出典元:カーデイズ