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 ドウデュースがJRA賞の最優秀2歳牡馬に選出されました。いただけそうだな、と思ってはいましたが、いまは2歳牡馬のG1が二つある時代。選考委員の皆さんに評価していただけて光栄に思います。ただ、その授賞式は昨年に続いての開催なし。タキシードの出番がないのは残念ですが、コロナ禍が理由では仕方がありません。来年を楽しみにしましょうか。

 個人的には、フェアプレー賞をいただきました。副賞もなにもない名誉だけの賞ですが、1年間の騎乗で制裁点が10点以下(かつ30勝以上)というのはなかなかに高いハードル。受賞した、石川、内田、田辺、戸崎、三浦、川田、坂井瑠、松若というメンバーを見渡せば、なるほどと思い当たることでしょう。戒告で1点、過怠金1万円なら2点、実効2週間の騎乗停止で18点といった規定ですから、1年間乗って10点以下というのは価値があります。ボクは13年以来、8年ぶり8回目の受賞でした。

 変則開催が続いて、今朝は今年初めての栗東での調教でした。昨日の雪よりはマシだったかもしれませんが、今朝は寒さプラス強風。5頭に騎乗して芯から冷えましたが、これがトレセンの日常とも言えます。今年も頑張ってまいります。

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