まだまだマスクが手放せない今、ベースメイクである程度カバーはしておきたいけど、マスクについてしまって意味がないのでは…？　と思いませんか？　ESSEが選ぶ「キレイな母ちゃん」として活躍し、化粧品検定1級をもつ波田野真帆さんに、マスク時代のベースメイクにぴったりなアイテムを教えてもらいました。

マスクにつかないベースメイクアイテム2種

マスク生活も早2年、ファンデーションといえば「マスクにつかない」が定番のキーワードになってきましたね。

各社からマスクにつかないサラサラ系ファンデーションがたくさん出ていますが、私の最近のお気に入りは、FASIOのトーンアップ　美容液おしろいです。

 

●色移りゼロ！自然なつけ心地のファンデ

これは、最近多いサラサラ系ファンデーションの中でもかなり軽い塗り心地で、するする肌になじんでいきます。

塗った後は、もう肌に”つけている“ことを忘れるような自然な使い心地。さらに驚きなのは、塗って直ぐにマスクをつけても全く色移りなし。ここまでつかないのは珍しいのではないでしょうか、これは本当にびっくりしました。

この油分のなさ、まさに“おしろい”の名前がふさわしいですね。

ファンデーションの「塗ってる感じ」「肌が重くなる感じ」が苦手という方は、試す価値があると思います！

 

●カバー力はどのくらい？

さて、ではそんな美容液おしろい、カバー力はどうなの？　というお話ですが、シミとかクマとかは正直、全然消えません。

でも、いい感じにトーンアップしてくれるので肌全体のくすみはカバーできます。毛穴も多少はカバーしてくれる印象です。

 

●粉っぽさナシ！素肌がいい感じに

大きなポイントは、仕上がりがサラサラ系ファンデーションに多い「マット」ではないところ。内側からほんのり透けるような控えめな発光があり、まさに“健康的な肌”の絶妙な仕上がり。パウダーを肌にはたくときに気になりやすい粉っぽさもないため、サラサラ系だけれどもみずみずしさもある、そんな質感メイクができると思います。

この「素肌がいい感じ」、今日はスーパーに買い物に行くだけなど、マスクを外す用事がないときには日焼け止めも兼ねてコレ1本でベースメイクは十分です。

 

・FASIO　トーンアップ　美容液おしろい　1540円

●肌悩みはコンシーラーでカバー

でも、そんな油断しかしていない日に突然マスクを外す必要が生じる事、たまにありますよね。テレワーク中の予告ないビデオ通話とか、あるいは、出勤時に急に食事に誘われるとか…。

「あ、今はちょっと…」と逃げ腰にならないために、ポーチにいれているアイテムがあるんです。

それがこちら、innisfreeのマイコンシーラー（ワイドカバー）です。私の愛用カラーはN21ナチュラルベージュ。

 

俗にいうバタフライゾーン（シミ・そばかすができやすい左右の頬骨の高い部分と鼻）に伸ばして使います。やわらかいテクスチャーなのでスルリと伸びて、ラク！

美容液おしろいほどではありませんが使用感はサラサラ、肌にしっとりなじむ感じ。

美容液おしろいだけでは物足りない毛穴目立ちや、色素沈着などの隠したい肌悩みをソフトマットにカバーできます。

 

・innisfre　マイコンシーラー　ワイド　カバー　1320円

 

●万能コスメなので持ち運びにもぴったり

innisfreからは目元専用のアンダーアイカバーも出ていますが、持ち歩くコスメは極力減らしたいので私はクマが気になるときもこのワイドカバーを使います。ヨレも少なく、いい感じ！

ただ、こちらのコンシーラーは茶葉エキスを保湿成分として配合しているからか、グリーンティーのような香りがしっかりします。個人的には爽やかな香りで好きですが、においのするコスメが苦手な方はご注意ください。（美容液おしろいは無香料です。）