新田真剣佑が25歳に!
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 俳優の新田真剣佑が本日11月16日、25歳の誕生日を迎えた。『るろうに剣心 最終章 The Final』など立て続けに話題作に出演している新田だが、今後の出演作もビッグタイトルばかり。これまでの活躍を振り返りつつ、今後の待機作品を紹介する。

 1996年11月16日生まれ、アメリカ・カルフォルニア州ロサンゼルス出身。俳優の故・千葉真一さんを父に持つ新田は、2014年から日本を拠点に俳優活動を始めた。ブレイクのきっかけとなったのは、末次由紀の人気コミックを実写映画化した『ちはやふる』シリーズ。広瀬すず、野村周平、上白石萌音、松岡茉優ら若手注目株がそろった同作で、新田はヒロインの幼なじみ・綿谷新役で存在感を発揮し、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。

 その後も、「僕たちがやりました」「トドメの接吻(キス)」「同期のサクラ」といった多数のドラマや、映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』『OVER DRIVE』『劇場版 コード・ブルー −ドクターヘリ緊急救命−』『十二人の死にたい子どもたち』『カイジ ファイナルゲーム』『サヨナラまでの30分』など話題作で次々と活躍してきた。

 今年はドラマ「イチケイのカラス」や、映画『名も無き世界のエンドロール』『ブレイブ −群青戦記−』などが公開に。大ヒット映画『るろうに剣心 最終章 The Final』では、佐藤健ふんする主人公の前に立ちはだかるシリーズ最恐の敵・雪代縁を演じ、壮絶なアクションシーンにも挑戦して観客から高い評価を得た。

 そんなアクションについて、新田はシネマトゥデイのインタビューで「子どもの頃からやっていた空手、レスリング、体操。それらすべてが、いまにつながっていると思います。また子どもの頃からアクションができる人が周りにいて、アクションスクールにも顔を出していたので、その影響も大きいと思います」と語っていた。

 2018年にはハリウッド大作『パシフィック・リム:アップライジング』に出演して注目を浴びたほか、今年2月に行われた『ブレイブ −群青戦記−』のイベントでは「海外で活躍する、日本語も喋れる役者の天下を取りたい」と、ワールドワイドに活躍したいという将来のビジョンを明かしていた。

 英語が堪能な新田は、今後「聖闘士星矢」のハリウッド実写映画版や、「ONE PIECE」のハリウッド実写ドラマ版といった海外作品に出演することが決定しており、海外で活躍する夢に向かって着実に歩みを進めている。車田正美の人気漫画「聖闘士星矢」を基にしたハリウッド映画『Knights of the Zodiac』は、幼い頃に生き別れた姉を探し続ける星矢が、神秘に満ちた女性・沙織(英名:Sienna)と出会うことで自らの運命に直面していく物語となり、新田は孤児である主人公の星矢役を担当。ハリウッド映画で堂々の主演を飾る。

 一方、尾田栄一郎のベストセラーコミックが原作のハリウッド実写ドラマ版「ONE PIECE」では、人気キャラクターのロロノア・ゾロ役を務める。原作のゾロは三本の刀を駆使する剣士とあって戦闘シーンにも期待がかかるが、新田のアクション力の高さは『るろうに剣心 最終章 The Final』で証明済み。主人公モンキー・D・ルフィ役のイニャキ・ゴドイや、ナミ役のエミリー・ラッドなど、メインキャストには新進気鋭の若手がそろっており、新田が“麦わらの一味”を演じるキャスト陣とどんな化学反応を起こすのか、気になるところだ。(編集部・吉田唯)