痛恨のダボで予選通過が危うくなった渋野日向子(撮影:岩本芳弘)

写真拡大

<伊藤園レディス 2日目◇13日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>
初日を3オーバー・32位タイで終えた渋野日向子は、2バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの「75」とスコアを落とし、トータル6オーバーでホールアウト。60位タイまでの予選カットラインに1打及ばない状態でプレーを終えた2日目のゴルフについては、「評価する必要もないくらい情けないラウンド。コメントもない」と切り捨てた。
ツアー通算50勝を誇る不動裕理と、6学年上の堀奈津佳とのラウンドは、先輩2人と談笑する姿も見られるなど和やかな雰囲気のなか続いた。しかしプレーは「パターが入らない一日でグリーンを攻略できないと思いながら回ってました。単純にラインが読めていない」と、ピリッとしない。早朝6時過ぎから“早出”をして練習グリーンでボールを転がしたが、修正しきれなかった。
前半は5番で今週初バーディも奪ったが、ボギーも2つ叩く展開。後半に入ってからはパーでしのいでいたが、終盤3ホールで大きくスコアが動くことになった。16番でこの日2つ目のバーディを奪ったものの、17番のボギーでそれが帳消しに。さらに18番では「難しいアプローチを残してしまった。セカンドショットのクラブ選択が間違ってた」とグリーン周りでミスが出てしまった。その後、1メートル弱のボギーパットも外し、最後がダブルボギーと後味の悪さを残してグリーンをおりた。
この1ホールで、一気に予選通過圏内から陥落。決勝進出は後続のスコア次第になってしまった。「すべてどうにかしないといけないと思う。来週の試合に間に合うように頑張りたいと思います」。明後日15日は自身23回目の誕生日でもある。22歳最後の日をコースで過ごせることを、いまは祈るしかない。
<ゴルフ情報ALBA.Net>