実写ドラマ版「ONE PIECE」ゾロ役に新田真剣佑!麦わらの一味キャスト発表
10日、Netflixが全世界配信する、尾田栄一郎の人気漫画「ONE PIECE」のハリウッド実写ドラマ版で、麦わらの一味を演じるメインキャストが発表され、新田真剣佑がロロノア・ゾロ役を務めることが明らかになった。
ドラマ版で主人公ルフィを演じるのは、メキシコ製のNetflixドラマ「そしてサラは殺された」で注目を浴びた新鋭イニャキ・ゴドイ。ゾロ役の新田真剣佑をはじめ、ナミ役にNetflix映画『フィアー・ストリート』三部作などに出演したエミリー・ラッド、ウソップ役にジェイコブ・ロメロ・ギブソン、サンジ役にタズ・スカイラーと、新進気鋭の若手がそろった。
原作者の尾田は、「顔、口の大きさ、手の大きさ、雰囲気、所作、声質、演技力、身長、仲間同志のバランス etc…! 世界各国のスタッフと議論を重ね、決定しました! 彼らこそ“麦わらの一味”になりうる人達です!!」と直筆コメントを寄せ、キャスティングに太鼓判を押している。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の「ONE PIECE」は、伝説の海賊王ゴール・D・ロジャーが残したとされる「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐり、主人公モンキー・D・ルフィ率いる海賊団・麦わらの一味が冒険へと繰り出す海洋ロマン。過去にも実写映像化のオファーは多数あったが、尾田とジャンプ編集部が様々なハードルを乗り越えられると確信できたことから、2017年にハリウッド実写化を発表。実写版「カウボーイビバップ」も手掛ける Tomorrow Studios がNetflixと共同制作を手掛ける。
脚本・製作総指揮のスティーヴン・マエダとマット・オーウェンズは、キャスト陣について「『ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)』を探すのと同じように、アイコニックな『麦わらの一味』の外見、性格、動作を引き出せるのに最高のキャストを見つけることは、長く、そして困難な(でも楽しい!)道のりでした。しかし、私たちは役にぴったりのキャストをやっと発掘したのです!」と自負。「すでに、みんな、全身全霊を込めて役作りを始めています。原作のファンのみなさんも、きっと漫画のキャラクターと同じように、彼らを知って、そして大好きになると確信しています」と自信をのぞかせている。
まだ詳細は不明だが、ドラマは全10話となる予定で、第1話の仮タイトルは、原作第1巻・第1話のタイトルと同じ「ROMANCE DAWN−冒険の夜明け−」となることが発表されている。尾田栄一郎のコメント全文は以下の通り。(編集部・入倉功一)
尾田栄一郎(原作&エクゼクティブプロデューサー)コメント
Netflix、Tomorrow Studios と共に進めてます巨大プロジェクト「ハリウッド実写ドラマ版 ONE PIECE」製作発表から何年だよ! ホントだよねー。でもちゃんと進んでるんですずーっと! 文化の違う人達とチームを組むんだから簡単じゃないよ! でも、だからこそ生まれるものが必ずあるはず!! ひとまずメインキャストを発表できる事となりました! つーかさっさと発表しないとリークされるんだって! ウケる笑
顔、口の大きさ、手の大きさ、雰囲気、所作、声質、演技力、身長、仲間同志のバランス etc…! 世界各国のスタッフと議論を重ね、決定しました! 彼らこそ“麦わらの一味”になりうる人達です!! 完成まではまだ少し時間がかかりますが、世界中のみなさんに手放しで楽しんで貰える作品を送り出せるようがんばります! 続報にご期待ください!!