BCフィリー&メアターフで優勝したラヴズオンリーユーと鞍上の川田将雅【写真:AP】

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矢作師は1日でBC2勝の快挙、米専門誌「ダブル優勝もたらした立役者に」

 米競馬のブリーダーズカップが6日(日本時間7日)、デルマー競馬場で行われ、BCフィリー&メアターフで日本馬ラヴズオンリーユー(牝5、栗東・矢作)が優勝。米競馬の祭典といわれるブリーダーズカップで日本調教馬初の快挙を達成した。ブリーダーズカップ公式ツイッターが投稿したレース映像は日本の競馬ファンに瞬く間に拡散されているが、米メディアも絶賛している。

 米国の競馬専門誌「ブラッド・ホース」は「ラヴズオンリーユーがBCフィリー&メアターフに勝利 ディープインパクトの娘は最終盤でスパートをかけて勝ち切った」と見出しを打って記事を掲載。「土曜日、デルマーで彼女は母国の北米競馬界に歴史的な瞬間を打ち立てた」「大本命だったウォーライクゴッデスと対抗馬のマイシスターナットを退け、BCカップで勝利した初の日本馬となった」と称えた。

 また、快挙はこれだけにとどまらず、同じく矢作師が管理するマルシュロレーヌ(牝5)がBCディスタフで9番人気を覆して優勝。同誌は「ヨシト・ヤハギ調教師は日本にBCダブル優勝をもたらした立役者に マルシュロレーヌとラヴズオンリーユーを勝たせたヤハギは2勝を挙げた」と歴史あるブリーダーズカップで1日2勝という偉業を称える記事も掲載していた。(THE ANSWER編集部)