『スパイダーマン』『ヴェノム』ともリンクする?
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 スパイダーマンの宿敵を描くマーベル新作映画『モービウス』の新たな予告編が2日、ソニー・ピクチャーズの公式YouTubeチャンネルで公開された。

 主人公モービウス・ザ・リヴィング・ヴァンパイアは、1971年のマーベルコミック「ジ・アメイジング・スパイダーマン」第101号で初登場したキャラクター。幼い頃から血液の難病を患う名医マイケル・モービウスが、吸血コウモリを用いた人体実験を行い、肉体が吸血鬼のように変貌した姿だ。本作では、DC映画『スーサイド・スクワッド』のジョーカー役でも知られるジャレッド・レトーが演じている。

 新たな予告編では、おぞましいモービウスの見た目がはっきりとわかるカットや、彼の特殊能力が発揮されるシーンが登場する。パワーとスピードが増大したモービウスは、超音波を利用した感知能力、さらにコウモリのような飛行能力までも手にした。しかし、その代償として血をひどく欲するようになり、彼の身体に更なる変異が……。果たしてモービウスは世界を救済するのか? それとも破壊するのか? 超人と化した彼の葛藤も描かれることになりそうだ。

 また、『スパイダーマン』シリーズや他のスピンオフ映画とのリンクを予感させる描写やセリフも登場。『スパイダーマン』に登場する軍事企業オズコープ社や新聞社デイリー・ビューグル、『スパイダーマン:ホームカミング』でバルチャーを演じていたマイケル・キートン、さらにモービウスが「俺はヴェノムだ」とトム・ハーディが演じるヴェノムの名前を放つなど、謎が多い本作の世界観に期待が高まる。

 『デンジャラス・ラン』『ライフ』などのダニエル・エスピノーサ監督がメガホンを取った本作には、ドラマ「ドクター・フー」のマット・スミス、『6アンダーグラウンド』のアドリア・アルホナ、『コードネーム U.N.C.L.E.』のジャレッド・ハリス、『明日への地図を探して』のアル・マドリガル、『ワイルド・スピード』シリーズのタイリース・ギブソンも出演。アメリカでは2022年1月28日、日本でも2022年に公開を予定している。(編集部・倉本拓弥)