栃木県が設置を目指す「予期しない妊娠等に関する相談窓口」を１１月上旬の開設に向けて準備を進めていることが分かりました。

これは１２日に開かれた県議会の予算特別委員会で明らかになったものです。

この相談窓口は予期しない妊娠に悩む人を支援するもので、県によりますといわゆる「にんしんＳＯＳ」など予期しない妊娠に特化した相談窓口を設置していない自治体は関東では栃木県だけだということです。

１１月上旬に開設できるよう準備を進めていて、業務は県助産師会に委託し、まずは週２回の電話と２４時間受付のメールで相談に対応します。

また、若い人に相談窓口の存在を知ってもらうため、リーフレットやＰＲカードをつくり学校や商業施設に配布するほか、ＳＮＳの広告を活用する方針です。

予算特別委員会では補正予算案について１３日に採決を行い、１５日の本会議で報告して可決される見通しです。