任期満了に伴い、今週解散、今月末に投開票を迎える見込みの衆議院選挙に向けて各陣営の動きが活発化しています。

このうち宇都宮を中心とする栃木１区から立候補を予定している自民党の現職、船田元氏（６７）の陣営は、宇都宮市鶴田町で事務所の開所式を行いました。

式には地元選出の国会議員や福田富一知事などおよそ１００人の支援者が集まり今回も盤石の態勢で選挙の準備を進めます。

また同じく栃木１区から立候補予定の日本維新の会の元職で医師の柏倉祐司氏（５２）の陣営は宇都宮市峰で選対事務所の結成式を行いました。

コロナ禍で苦しい状況が続く医療の現場を知る立場から国に意見をすべく集まった支援者に団結を呼び掛けました。

このほか栃木１区には立憲民主党の新人渡邉典喜氏（３８）と日本共産党の新人、青木弘氏（６０）が立候補を表明しています。

一方、小山市や真岡市などの栃木４区では立憲民主党の新人、藤岡隆雄氏（４４）の陣営が小山市駅南町で選挙対策本部の結成式を行いました。

藤岡氏は人口減少や米の価格などこの国の将来の課題に対応しきれない政治は変えなければいけないと訴え４区の刷新を強調します。

栃木４区ではほかに自民党の現職、佐藤勉氏（６９）が立候補する予定で一騎打ちとなる公算が大きくなっています。