800個の風鈴 境内を涼しげに 日光二荒山神社
暑い夏を風鈴の音で涼しくすごしてもらおうと日光二荒山神社では恒例の「風鈴まつり」が開かれています。
陶磁器で作られた色とりどりの風鈴が境内にズラリと並んでいます。 日光二荒山神社の「日光風鈴まつり」は夏の暑さを少しでも涼しく感じてもらおうと2017年から開かれているもので今回で5回目です。
およそ800個ある風鈴は日光二荒山神社の職員で陶芸家の佐藤和彦さんが手作りしたもので、1つとして同じものはありません。
去年までは世界遺産二社一寺の玄関口の神橋にも飾られていましたが、今年は神苑や門など境内にのみ飾られています。
風鈴は古くは魔除けとして飾られていて涼しさを楽しむようになったのは江戸時代になってからだともいわれています。
今年は東京オリンピックにちなんで5色の風鈴も展示されていて夏の清涼感やオリンピックの成功、さらに新型コロナウイルスの感染防止と収束などさまざまな願いが込められています。
日光二荒山神社 齋藤芳史権宮司:「日光から皆さんを応援したいという気持ちで作った。風鈴の音色で気持ちが癒やされれば幸い」
日光風鈴まつりは9月5日まで続きます。