東京オリンピックの事前キャンプのため栃木県に入ったハンガリーのテコンドー選手団が12日、福田富一知事らと交流しました。

来県したのはテコンドーのハンガリー代表で、男子58キロ級に出場するシャリム・オマル・ゲルゲイ選手やコーチなど3人です。

まずはオマル選手がトレーニングを行っている宇都宮市のユウケイ武道館でオンラインで交流会が行われました。

参加したのは福田知事のほか、これまでハンガリーと独自に交流を深めてきた宇都宮短期大学附属高校の代表生徒3人で、生徒たちからオマル選手に激励のメッセージが送られました。

続いて感染対策のため、選手と同じフロアには入らないようにしながら練習の様子が公開され、オマル選手らは福田知事や生徒に防具やミットを使ってテコンドーのルールを説明しました。

また、トレーニングパートナーを相手に本番さながらの試合も披露され、生徒らはプロアスリートの技を間近で楽しんでしました。

オマル選手らは19日まで宇都宮市内で練習し、20日に選手村に入る予定です。