気候変動や災害に関する知識を深め、防災の意識を高めてもらおうと、宇都宮市で10日、防災に関する催しが開かれました。

これは宇都宮青年会議所の7月の例会の一環として行われたもので、近年頻発する集中豪雨などの大規模な災害への防災・減災の意識を高めてもらおうと、青年会議所の会員や一般の市民が参加しました。

まず、栃木市で防災グッズを扱う長茺賢治さんが災害に遭った時の心構えについて講演しました。

大きな災害で助かった人の話をもとに災害時に大切な「想定にとらわれないこと」「その状況下で最善を尽くすこと」「率先して避難者となること」を強く訴えました。

また、水害で車に閉じ込められた時にヘッドレストを使って窓ガラスを割る方法や自分の住む地域の防災マップ作りを行うなど、参加した人たちは災害について改めて学び理解を深めていました。