「2番・投手」で投打同時出場しているエンゼルスの大谷翔平【写真:Getty Images】

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「2番・投手」でリアル二刀流出場

 米大リーグ、エンゼルス大谷翔平投手は11日(日本時間12日)の敵地アストロズ戦に「2番・投手」で渡米後3度目の投打同時出場。好投を続ける中で、MLBはホセ・アルトゥーベ内野手に投じたフロントドアに脚光。「エグい投球」として動画付きで速報している。

 抜群の制球力だ。大谷は3回1死で打席にアルトゥーベを迎えた。第1打席では右前打を浴びている167センチの小さな強打者に対しての3球目だ。82マイル(約132キロ)のスライダーは右打者の内角からベース手前で急激に変化。内角ストライクゾーンいっぱいに決まった。

 思わず2017年のMVP男が腰を引いてしまうようなフロントドア。この1球にMLB公式ツイッターでは「ショウのエグい投球」と添えて動画付きで脚光を浴びせている。

 さらに米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」などで執筆していたブレント・マグワイア記者もこの1球に注目し「このショウヘイ・オオタニのホセ・アルトゥーベへのスライダー……おったまげた」と驚きのツイート。

 また「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米国の投球分析家ロブ・フリードマン氏も自身のツイッターで「ショウヘイ・オオタニ、巧みな82マイルのスライダー」と注目を寄せている。(THE ANSWER編集部)