遊撃内野安打を放ったエンゼルス・大谷翔平(右)【写真:Getty Images】

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本拠地ドジャース戦で「2番・DH」で先発出場

エンゼルスドジャース(日本時間10日・アナハイム)

 エンゼルス大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地のドジャース戦に「2番・指名打者」で先発出場した。初回の第1打席で遊撃内野安打を放ち、4試合連続安打をマークした。米メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番ファビアン・アルダヤ記者は「ショウヘイ・オオタニは速い」とツイートした。

 快足で魅了した。初回1死、昨季サイ・ヤング賞を受賞したトレバー・バウアーの内角低めカットボールに反応。母の日で使用したピンク色のバットを止めたが、打球は遊撃前への弱いゴロに。素早く一塁へ駆け抜けた。二塁に進んだものの、得点にはつながらなかった。

 大リーグ公式サイトのサラ・ラングス記者も大谷の足に注目。大谷がこの内野安打で秒速30.3フィート(約9.24メートル)を記録したことを伝え、「秒速30フィート(約9.14メートル)がエリートの境目。エリートだ!」と絶賛した。

 1点を追う3回2死一塁ではバウアーから四球を選び、2打席連続出塁。同満塁からウォルシュのエンタイトル2点二塁打で逆転のホームを踏んだ。

 試合前には11日(同12日)のアストロズ戦へ向けてブルペン入り。捕手が座った状態で20球を投げた。前日8日(同9日)の同カードでは6回の第3打席で右前打を放ち、5打数1安打だった。今季は試合前まで打者として30試合出場し、打率.275、10本塁打、26打点、6盗塁。(Full-Count編集部)