メーガン妃の絵本に込められた意味とは?(画像は『Oprah Daily 2021年5月5日付Instagram「Meghan Markle has written a children’s book inspired by Prince Harry and Archie.」』のスクリーンショット)

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メーガン妃による子供向け絵本『The Bench』が、6月に出版されることが発表された。英王室専門家はこの内容について、ヘンリー王子の軍隊への野心に対する秘密のメッセージが込められていると分析している。『The Sun』が伝えた。

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王室離脱後、ヘンリー王子とともに多方面で活躍するメーガン妃が、子供向け絵本を出版することになった。『The Bench』と題された妃のデビュー作は、父親と息子の絆を母親の視点から綴った内容だ。父の日に先駆け6月8日に出版する同作には、すでに予約が殺到しているという。

王室専門家のイングリッド・スワード氏は『The Sun』に寄稿し、メーガン妃が絵本の一部で秘密のメッセージを送っているとの考えを示した。同氏は、王室離脱後にヘンリー王子が軍人としての地位を失ったことに対する夫妻の気持ちが表現されていると伝えた。

「メーガンの絵本のイラストでは、赤毛のお父さんが軍服を着ている。アーチー君がこれまでに見たことのない姿である。もしかしたらメーガンは、ヘンリーが女王の介入により軍の称号を失ったことから、いまだ立ち直っていないという暗示を送っているのかも知れない。」

さらにスワード氏は、今年3月に放送したオプラ・ウィンフリーのインタビューヘンリー王子が「父が返信の電話をしてくれなくなった」とチャールズ皇太子を非難した件に言及。「オプラとのインタビュー後、ヘンリーとチャールズ皇太子の仲が最悪の状態になっているのに、父子の絆の喜びについて書くのは偽善行為だ」と、絵本の内容について激しく批判した。

続いて同氏は、「メーガンとトーマスさんは、わずか70マイル(約112キロ)ほどの距離に住んでいる。それなのに彼女は、アーチー君やヘンリーを連れて父親に会いに行っていないのだ」と苦言を呈した。

メーガン妃は、父親トーマスさんと2018年以降会話をしていない。そのためトーマスさんはたびたびTV番組に出演し、アーチー君やヘンリー王子と一緒に会えるようメーガン妃に呼びかけている。

別の王室専門家フィル・ダンピア氏は『The Sun』の取材に応じ、「メーガンはおそらく、ヘンリーにとって軍隊がどれほど大切なもので、軍の肩書を失うことにどれほど動揺しているかを示唆したのでしょう。自分の身を危険に晒して軍人となり、その後は傷病兵達が参加するスポーツイベント『インヴィクタス・ゲーム』を創設して成功した。そんな彼にとって、称号を失うことは王室離脱の中で最も厳しい部分だったのですから」とスワード氏と同じ意見を述べた。

画像は『Oprah Daily 2021年5月5日付Instagram「Meghan Markle has written a children’s book inspired by Prince Harry and Archie.」』『Christian Robinson 2021年5月5日付Instagram「From Meghan, The Duchess of Sussex, comes a debut children’s book about the special bond between father and son as told through a mother’s eyes.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)