錦織、タフマッチ制し「たこ焼きみたいな気分」。3回戦はチチパスに挑む[ATP1000 マイアミ]

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現地27日の「ATP1000 マイアミ」(アメリカ・マイアミ/3月24日〜4月4日/ハードコート)大会4日目。男子シングルス2回戦で、第28シードの錦織圭(日本/日清食品)が世界59位のアルヤズ・ベデネ(スロベニア)と対戦。錦織は7-6(6)、5-7、6-4で勝利し、3回戦へ進出した。試合後のオンコートインタビューに答えた錦織は、今の気持ちについて「たこ焼きみたいな気分」とユニークな表現をした。

この日は日差しが強くて湿度も高く、また風も強いタフなコンディションだった。錦織もベンチでは氷のうを顔に当てており、その暑さがうかがえた。そんな中で第1・2セットでは先にブレークされ苦しい展開だったものの、2時間50分のタフマッチを乗り切った。


試合後に今の気持ちを聞かれた錦織は「たこ焼きみたいな気分」と話す。


「今、たこ焼きみたいな気分ですね。すごい暑くて、風もあったので。タフなコンディションの中、彼もすごく良いプレーしていましたし。先週ドバイで(彼と)試合して、それよりも相手は強くなっていたかなと思う感じの試合でした。最後の最後までどっちが勝つか分からない良い試合だったと思います」


「けっこう風が強いので。一つはかなりの追い風で、反対はすごい向かい風なので、なるべく風を使って。ブレークしたゲームは追い風でのプレーだったので、ちょっと重いボールだったり高めのボールを使いながらプレーしました」


勝利した錦織は3回戦で、第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは世界126位ダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)を6-1、6-4で破っての勝ち上がり。


また錦織は同日にグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)とのペアでダブルスにも出場予定だったが、欠場を選択した。


テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP1000 マイアミ」での錦織圭
(Photo by Michele Eve Sandberg/Icon Sportswire via Getty Images)