世界119位コルダ 初のツアー決勝進出に喜び爆発「これ以上嬉しいことはない」

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現地12日の「ATP250 デルレイビーチ」(アメリカ・デルレイビーチ/1月7日〜1月13日/ハードコート)大会6日目。男子シングルス準決勝で、世界119位のセバスチャン・コルダ(アメリカ)が世界74位キャメロン・ノリー(イギリス)に6-3、7-5で勝利し、自身初となるツアー決勝進出を決めた。試合時間は1時間21分。

ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、コルダは準決勝後のオンコートインタビューで「今、テンションが上がっているよ。これ以上嬉しいことはない」と話した。そして勝利のポイントとして、コーチとの練習を挙げている。


「コーチと一緒にウォーミングアップをしたんだけど、彼は可能な限りフラットなボールを打ってくれて、それが今日はうまくいったんだ」「ノリーはすごくやりにくいプレーをする。彼のクロスのバックハンドは世界トップクラスだし、フォアハンドは一度クロスに打たれると防ぐのが難しいんだ。自分が試合を通してアグレッシブにプレーできて、とても満足している」


そしてコルダが決勝で戦うのは、第4シードの世界35位ホベルト・ホルカシュ(ポーランド)だ。両者は今回が初対戦となる。相手のホルカシュは、準決勝で今大会大躍進だった世界789位クリスチャン・ハリソン(アメリカ)をストレートで下しての決勝進出だ。


ATPも今シーズン期待の若手に挙げる、現在20歳のコルダ。今大会は自身よりランキングが上の選手を次々に撃破し、準々決勝では世界25位のジョン・イズナー(アメリカ)をフルセットの末に破り勝ち上がってきた。


コルダが初優勝をかける決勝は、日本時間14日5時に開始予定だ。


(テニスデイリー編集部)


※写真は「ATP250 デルレイビーチ」でのコルダ
(Photo by Mark Brown/Getty Images)