日本テニス界にも大きく貢献した名コーチが67歳で逝去

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オーストラリアの名テニスコーチで日本テニス界にも大きく貢献したボブ・ブレッド氏が5日、癌のため67歳でこの世を去った。ATP(男子プロテニス協会)が伝えている。

ブレッド氏はボリス・ベッカー(ドイツ)やゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)、マリン・チリッチ(クロアチア)といった多くのグランドスラム王者を指導した。


また日本テニス界にも大きく貢献。2000年から松岡修造氏による「修造チャレンジトップジュニアキャンプ」にコーチとして参加。2003年から2006年まで「デビスカップ」日本代表のスーパーバイザーを務めた。その他にも多くの国のテニス協会で指導にあたり活躍した。


世界252位の綿貫陽介(日本/日清食品)もブレッド氏の指導を受けた一人で、Twitterで「偉大なコーチの最後の選手として今までなかなか良い所が見せられなかったので絶対に結果を残します。ボブさんに観てて楽しいって言われる様に自分らしく頑張ります。本当にありがとうございました」とジュニア時代に撮ったツーショットと共に綴っている。


(テニスデイリー編集部)


※写真はボブ・ブレッド氏(2007年撮影)
(Photo by Sarang Sena/The The India Today Group via Getty Images)