FC東京も決勝トーナメント進出を決めた

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[12.3 ACLグループF第6節 パース・グローリー 0-1 FC東京 ドーハ]

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は3日、グループリーグ最終節を行い、F組2位のFC東京はパース・グローリー(豪州)と対戦し、1-0で勝利した。勝ち点7で並んでいた3位上海申花(中国)は蔚山現代(韓国)に1-4で敗れ、勝ち点を10に伸ばしたFC東京の2位通過が決定。ヴィッセル神戸、横浜F・マリノスに続いて決勝トーナメント進出を決めた。

F組は最終節を残して蔚山現代の首位通過が決定。FC東京は11月27日の上海申花戦でラフプレーを受けたFWディエゴ・オリヴェイラを負傷で欠く中、今大会はアンカーの位置で活躍していたDF森重真人が累積警告で出場停止となり、攻守の要を欠く事態。11月30日の蔚山現代戦から6人を入れ替えながらも、幸先良く試合を動かした。

 前半8分、アンカーを務めたMF品田愛斗がロングボールを供給すると、快速を飛ばしたMFアダイウトンがDFラインの裏に抜け出す。アダイウトンは左サイドからカットインしてペナルティエリア内に侵入し、右足シュートを突き刺した。MF三田啓貴のFK、CKからもチャンスを創出し、1-0で前半を折り返した。

 FC東京は交代カードを切りながら試合を進め、後半13分にMF安部柊斗とFW原大智を投入。原が起点となってチャンスを創出しつつ、後半24分にはMF高萩洋次郎とMFレアンドロ、後半39分にはMF紺野和也を送り込んだ。次の一点は生まれなかったが、1-0で勝利したFC東京がF組2位でグループリーグを突破。6日に行われる決勝トーナメント1回戦で北京国安(中国)と対戦する。