ジャニーズ事務所(C)日刊ゲンダイ

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「週刊文春」の不倫報道を受け、芸能活動の無期限自粛を発表した近藤真彦(56)。大方の予想に反し、スポーツ紙などに対するジャニーズ事務所の“報道規制”はなかった。世間の反発が予想以上に激しく、事務所としても苦渋の選択だったようだ。

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 ただ、現在のジャニーズ事務所幹部の中には、近藤に直接処分を言い渡すことができる人物が見当たらず、最終的には故・ジャニー喜多川氏の姉で、近藤の“育ての親”と称される藤島メリー泰子名誉会長(93)が重い腰を上げたといわれている。関係者によれば、メリー氏はゴネる近藤に対し、「マッチ、男らしく責任を取りなさい」と説得を続けたという。

「処分発表後の現在も、近藤自身は今回の措置に納得していないと思います。『メリーさんの説得に従っただけ』というのが本音で、不倫報道にも複雑な心境のようです。実際、事務所が発表した謝罪コメントには、『(今回の行動は)大変軽率で自覚と責任に欠けるものだった』とありますが、25歳下の女性社長との関係を『清算する』とまでは言及していません」(テレビ関係者)

■見え隠れするマッチの驕り

 近藤のこのエラソーな態度な裏には強烈な自負が見え隠れする。1980年12月12日に『スニーカーぶる〜す』でデビューして以来、近藤は40年間に渡り“ジャニーズ帝国”を支えてきた。田原俊彦(59)のように待遇に不満を漏らしたり、独立を企てることもなく、事務所に貢献したのは事実だ。もっとも、そうしたプライドが徐々に肥大化し、芸能マスコミに「いくら俺を取材しても記事にはならないよ」と言い放つまでに増長していった。

 昨年9月に事務所の副社長になった滝沢秀明氏(38)に対しても、近藤は“上から目線”だという。

「滝沢氏と近藤は芸能プロ幹部と所属アーティストという関係なのに、近藤には『演出家としては一目置くけど、アイドルとしては大成しなかったタッキー』と見下すような気持ちがどこかにあるのでしょう。18歳も年下だから滝沢氏としても強く出られない面があるのだと思います」(芸能関係者)

 ラジオのレギュラー番組の差し替えとともに、CM契約も解除された近藤。事務所からの活動再開のお許しをおとなしく待ち続けられるのか。

「マッチの性格を考えれば、このまま処分に甘んじているとは、にわかには考えられません。何かアクションを起こすことは十分に考えられます。問題は事務所を辞めることで生じる金銭面の問題をどうカバーするか。メリー名誉会長に自らの今後の身の振り方を相談すれば、いくつかの選択肢が提示される可能性は否定できません。例えば『TOKIO』のような、改めて関連会社を設立して独立するというのも選択肢のひとつ。また中居正広のような独立のパターンもあります」(前出・芸能関係者)

 どうやら、近藤が何らかの形で事務所を飛び出すのはもはや時間の問題のようだ。「デビュー40周年を迎えた大切な年にオレを晒し者にしやがって」という近藤の憤りが伝わってくる。

 厳しい処分を下した事務所と下されたマッチ。はたしてどちらが愚か者ということになるのだろう。

(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)