映画『STAND BY ME ドラえもん 2』初日舞台挨拶が20日、都内・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、妻夫木聡、宮本信子、バカリズム、羽鳥慎一(MC)、八木竜一監督、山崎貴共同監督、ドラえもんが登壇した。

3DCGアニメーション『STAND BY ME ドラえもん』(2014)の続編。原作の中でも名作として知られる「おばあちゃんのおもいで」(てんとう虫コミックス「ドラえもん」4巻[小学館])をベースに、新たなオリジナル要素を加えて再構築したストーリー。

前作に引き続き、監督:八木竜一×脚本・共同監督:山崎貴の名コンビが手掛ける。ゲスト声優には、妻夫木聡が大人のび太を続投。物語の行方を握るのび太のおばあちゃんに宮本信子を迎えた。ドラえもん大好き芸人バカリズムが未来デパートのセールスマン・ナカメグロを、羽鳥慎一が物語のカギを握るひみつ道具“入れかえロープ”を演じる。

本作について妻夫木は「『おばあちゃんのおもいで』というエピソードが一番好きで、脚本のはじまりから心を鷲掴みにされました。出来上がった作品を観てもう、宮本さんのおばあちゃんの声が素晴らしすぎて、おばあちゃんが出てくるだけで意味なく泣くスイッチが入ってしまいまして…“ドラ泣き”しまくりでした!」とコメント。羽鳥も宮本のおばあちゃん役を「もう最高なんです!」「優しい声に号泣します」と絶賛した。

ドラえもんの大ファンであるバカリズムは「かれこれ10年くらいドラえもん好きをアピールしてきて、やっとドラえもんに関わることができました!」と声の出演に喜び。「グラフィックに感動しました!小さい頃からコミックスで読んでいたあのおばあちゃんが、こんなにも立体的に…すごかったです!」と感激していた。

ドラえもんから「のび太くんとしずかちゃんには結婚してからもずーっとずっと仲良しでいてほしい。だけど、皆さんご存知のように、のび太くんはちょっと頼りないんですよね。心配なんです…2人が仲良しでいられるように、皆さんから夫婦円満でいるためのアドバイスをもらいたいです!」と相談が。妻夫木は「とにかくお話すること!ちょっとの時間でもいいから」とアドバイス。

また、宮本は「しずかちゃんがしっかりしているし、のび太くんは本当に素直で、こんなに良いカップルはいないと思います。そのままでいいと思います」とメッセージを伝えると、ドラえもんも「素晴らしいアドバイスでした!『そのままでいいんだよ』ってボク伝えておきます!」と話した。

のび太としずかちゃんの結婚式が描かれる本作にちなみ、「ドラえもんの力を借りて結婚式を挙げられるなら?」との質問が。妻夫木は「オーロラを見ながら結婚式を挙げたい。オーロラが見られるタイミングで結婚式を挙げられることはなかなかないと思うので」と笑みをこぼす。ドラえもんは「未来デパートで仕入れておきます!」とウキウキしていた。

一方でバカリズムは「入り口にガリバートンネルを置いて、参列者の方にミニチュアになっていただいて結婚式を挙げればコストがグッと抑えられる。会場も料理もちょこっとでいいので。ご祝儀などはガリバートンネルの手前でいただきます」と妻夫木らの笑いをさらっていた。

映画『STAND BY ME ドラえもん 2』は全国公開中

(C)Fujiko Pro/2020 STAND BY ME Doraemon 2 Film Partners

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