秋田のJ3無敗優勝に村井満チェアマンがコメント「Jリーグ史上初の快挙」

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Jリーグの村井満チェアマンが、明治安田生命J3リーグを制したブラウブリッツ秋田にコメントした。

秋田は18日、明治安田J3第28節でガンバ大阪U-23と対戦。中村亮太の2ゴールで0-2と勝利を収めた。

今節の優勝の条件として、秋田が勝利し、2位のAC長野パルセイロが敗れることが条件だったが、同時刻に行われてたAC長野パルセイロvsガイナーレ鳥取の試合は0-0で90分が経過。しかし、後半アディショナルタイム4分に左サイドからのクロスを新井光がヘッド。これはGKがセーブするも、こぼれ球をボレーで蹴り込み勝利。土壇場で長野が敗れ、優勝が決定した。

村井チェアマンは秋田の優勝にコメントした。

ブラウブリッツ秋田の皆さま、2020明治安田生命J3リーグ優勝、そしてJ2への昇格、誠におめでとうございます。選手、監督、チームスタッフ、クラブ関係者、そしてファン・サポーターの方々へ心よりお祝い申し上げます」

「今日の優勝を掴み取るまで、開幕から28戦無敗という、Jリーグ史上初の快挙を達成しました。また、今シーズン6試合を残しての優勝も、J3リーグでは最速の記録です」

「ここまでの失点はわずか8点。6・7月度のKONAMI月間MVPを獲得したGK・田中雄大選手を筆頭に、圧倒的な守備力は間違いなくチームを支えました。一方、バックラインから前線への素早く力強いパスなど、積極的な攻めの姿勢も、いつも観る者を沸かせてくれました」

「開幕が4カ月ほど遅れるという過去にないシーズンでしたが、無敗での優勝・J2昇格というこれ以上ない結果が、クラブと地域、ファン・サポーターとの結びつきを更に強固にした、まさにクラブのスローガンである「結」を体現したシーズンではないでしょうか」

「初めてとなるJ2の舞台でも、この勢いのまま、より一層の熱戦を繰り広げてくれることを楽しみにしています」