ぺこぱ・松陰寺太勇が、10月24日放送の『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)で、不遇を嘆く吉本芸人に物申した。

 吉本興業の「大宮ラクーンよしもと劇場」について、すゑひろがりずは「楽屋と舞台の壁が薄すぎてしゃべっちゃいけないんです」とボヤいた。

 だが、苦節10年で売れた松陰寺は「あのね! 大宮ひどい劇場だって言ってましたけど、僕らみたいなホントの都内の地下芸人なんて、舞台に穴開いてて、『ハイどうもー』って出てったら捻挫するんですよ?」と声を荒らげた。

 さらに吉本芸人の「インドカレー屋でネタをした」というエピソードに対して、松陰寺は「こっちはお客さんがいないから、急きょ芸人同士でネタ見せ(した)」と、下積み時代の苦い思い出を披露。

 続けて、「吉本さんの劇場、腐っても吉本ですよ! (吉本は)すばらしい劇場」と専用劇場のある吉本をうらやんだ。

 相方のシュウペイは「ライブができる場所がないから、お母さんが道の駅でライブ会場を用意してくれて。そしたらスタッフさんが全員、僕の親戚のおじさんだった」と回想。松陰寺は「客席も全員親戚ですよ!」と苦労した日々を振り返っていた。

 吉本芸人にはわからない地下芸人の苦悩を語った松陰寺に、SNSでは称賛の声があふれた。

《ぺこぱさんの、 腐っても吉本って発言、 結構じーんときた》

《今向上委員会ですゑやぺこぱの下積みの話聞いてほんとに大変だったんだなあ、、、ってなった》

《吉本は腐っても吉本なんだから大変な劇場と言っても素晴らしいんだよ、って肯定してるように捉えたんだけどな、、、》 

「吉本芸人のメリットは、東京近郊に多くの劇場があり、かつ先輩と縦のつながりもできることです。先輩にかわいがられれば、仕事も増える可能性があります。

 また現在はコロナ禍で難しいですが、先輩の冠番組の収録が始まる前に観客を盛り上げる『前説』も経験の場となります。

 吉本以外の事務所も劇場を持っているところがありますが、やはり、その数や客席数は圧倒的に吉本のほうが上。生存競争が厳しいぶん、成長できる世界でもあります」(芸能ライター)

 吉本のギャラの安さは知られているところだが、事務所を渡り歩いてブレイクしたぺこぱにとっては、うらましい限りなのだろう。