本来ならばここまでセリエAでまだ勝ち点のない、FCトリノは土曜日に、CFCジェノアとのリーグ戦が控えているはずだった。しかしながらコロナ陽性が多数確認されたことにより、最終的に延期されたことが明らかとなっている。

 先日行われたナポリ戦での大敗後、ジェノアは世界中の紙面を賑わすことになる。まずその試合前にゴールキーパーのマッティア・ペリンと、ミッドフィルダーのラセ・シェーネがコロナ陽性が確認され、数時間遅れで開催されたその試合の後、今度は12人のコロナ陽性反応が確認されたことが判明したのだ。

 そのうち11名が選手であり、そのなかにはナポリ戦で出場した選手も含まれているという。現在は保険当局の指示により全ての選手が自宅にて隔離。そして週末のトリノ戦は注視される運びとなった。

 なおリーグの規定によれば、少なくともGK含む13選手が出場可能ならば試合開催可能とみなされ、それができないならば0−3での敗戦扱いとなるものの、しかしながら1週間以内に10件以上のコロナ陽性が確認された場合は延長申請が可能であり、今回はそれが該当する。