相手が怒った “不意打ちアンダーサーブ”に海外賛否「処分すべき」「面白くて好き」
2回戦で批判の的となったアンダーサーブをまた披露
男子テニスのハンブルク・オープン(ドイツ・ハンブルク)で、再びサーブが賛否を呼んでいる。23歳のアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)が25日(日本時間26日)、準々決勝のクリスチャン・ガリン(チリ)戦でアンダーサーブを披露。意表を突かれた相手が抗議する実際の動画を、ATPツアーが公開すると、海外ファンから「処分すべき」「面白いから好き」とコメントが相次いでいる。
ニヤリと笑った。第1セット、ゲームカウント3-2で迎えたブブリクのサービスゲーム。トスを上げるかと思いきや、目線は地面に向けたままアンダーサーブを放った。緩いサーブに完全に意表を突かれたガリンは咄嗟に前に出たが、全く追いつけず。すると、身振り手振りを加えながら怒った様子でブブリクに何かをアピールしている。ブブリクはしてやったりの表情だ。
ルール上、何も問題のないプレー。しかし、ATPツアー公式ツイッターは動画付きで「これはアンダーアームエース? それとも違う?」と投稿すると、海外ファンから「パーフェクト」「ジーニアス」「鮮やか。かなり後ろにポジションを取っている相手へのリターンにはこれを使うべき」「これはルール内。凄い!」「彼はこれを続けるべき」「ノー・プロブレム」「これ面白いから好き」と好意的コメントが多いようだが、否定的なものも見られた。
「ブーイング。ブブリク負けて」
「こういうの嫌い」
「彼には友達できなさそうだけど…ルール通りだし効果的」
「サイテー。こういうのは処分すべき」
「ルール内だけど、お金払ってこういうの見たくない」
「これを禁じるようルール変更を望む」
ブブリクはフェリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)との2回戦でも、同様のアンダーサーブで批判を受けていた。1回戦では強烈なサーブがボールガールを直撃し、冷や汗を流すシーンもあった世界56位。アンダーサーブは決まったが、ガリン戦は1-2で敗れてしまった。(THE ANSWER編集部)