モーリシャス南東部マエブールで、政権の退陣を要求するデモに参加する人々(2020年9月12日撮影)。(c)Dev RAMKHELAWON / L'Express Maurice / AFP

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【AFP=時事】インド洋の島国モーリシャスで12日、同国沖で日本の貨物船から大量の重油が流出した事故への政府の対応を非難する大規模デモが行われた。大規模デモは、8月29日以来2度目。

 デモの参加者らは、7月に発生し、重油1000トン超が流出した事故の現場に近い南東部沿岸のマエブール(Mahebourg)に集結。旗を振ったりシュプレヒコールを上げたりしながら行進した。

 警察発表で2万5000人がデモに参加したとされるが、主催者側は少なくともその2倍だと推定している。

 モーリシャスの国民130万人は、漁業でもエコツーリズムでも名高い海に依存しており、今回の流出事故で甚大な被害を受けた。

 プラビン・ジャグナット(Pravind Jugnauth)首相とその政権は、速やかな対応を怠り、同国史上最悪の環境危機を防げなかったとして批判されている。

 顔をペイントするなどしたデモ参加者らは、「ジャグナット首相は退陣せよ」とシュプレヒコールを上げたり、プラカードを振ったりして、流出事故への対応遅れの責任を取って退陣するよう求めた。

 デモに参加したマリーさんは、「私たちは政権の退陣を求めてここに来た。国民はもはやこの政権を信用していない」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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