きのう26日(2020年5月)、福岡県北九州市の北橋健治市長が危機感を募らせた。北九州市は、4月30日から5月22日まで新型コロナウイルスの新たな感染者はゼロだったが、23日から4日間連続、14人が確認されたからだ。そのうち13人が感染経路不明だった。

市内の病院勤務の感染症専門医の山口征啓医師は、「北九州市はヤバイ。たぶん第2波が来ました。みなさまはソーシャルディスタンス、手洗いの徹底をいま一度お願いします」と投稿した。

山口医師は以下のように解説した。「今回、増え方が急だったので、ここで拡大してしまうと、2週間後にかなり増えるのではないかと心配しています。感染者が増え始めたのは先週土曜日。その2週間前は、ゴールデンウイークが明けた時期に当たります。出勤も始まり、人の数が街に増えました」

とりわけ懸念しているのは、「クラスターではなく、バラバラで、地域も若松、戸畑、門司、八幡西、小倉北、小倉南区といろんなところで見つかっています。感染が北九州市全体に広がっているんじゃないかと心配しています」と語る。

他の街でもこれから再流行

福岡県では14日に緊急事態宣言が解除され、飲食店の営業時間も制限がなくなり、客足も少しずつ増えているという。北九州市保健福祉局の永富秀樹局長は「まだはっきりと原因は分かりませんが、これから患者の方々の感染源の特定に全力をあげていきたいと思っています」といっている。日本感染症学会・専門医の佐藤昭裕医師は、「たまたま今は北九州市ですが、いつどこで発生してもおかしくありません」と語る。

宮崎哲弥(評論家)「この北九州市の事例は、日本全体の感染症対策の重要なカギになると思います。原因を是非とも突き止めてほしいですね」

司会の加藤浩次「こういうことが全国で起きるということを心に留めておきたいです」