公開から1年『パラサイト』の“家族たち”は今どこで何をしているのか…意外な明暗

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早くも公開から1年が過ぎた。それでも映画『パラサイト 半地下の家族』(ポン・ジュノ監督)の“神話”は現在進行形といえる。

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『パラサイト』は2019年5月21日、第72回カンヌ映画祭の公式上映会を通じて全世界に初公開された。以降、毎日が記録ラッシュだった。

韓国映画として初めてカンヌ映画祭で最高賞に当たるパルム・ドールを受賞し、それを皮切りに世界中の映画祭を席巻した。今年2月の第92回アカデミー賞では最高の栄誉である作品賞をはじめ、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞など4冠を受賞し、有終の美を飾った。

初公開から1年の間に『パラサイト』は数多くの偉業を成し遂げた。韓国映画界はもちろん、世界の映画界でも非英語作品として初のオスカー作品賞に輝き、記念碑的な映画となった。

英語&韓国語の映画を準備中のポン・ジュノ監督

偉業の主人公となった監督と出演者たちは、『パラサイト』をテコに活躍の場を広げている。

映画『パラサイト』のポン・ジュノ監督(左)と俳優陣

まずポン・ジュノ監督は現在、韓国語の映画と英語の映画を準備中だ。韓国語映画はソウルを背景にしたホラーアクションジャンルの作品で、ポン・ジュノ監督が2001年から準備してきた作品とされている。

英語の映画は実話に基づいた作品で、ポン・ジュノ監督が2016年にCNNニュースで見た事件を土台に構想された。両作品とも『パラサイト』と同じような制作費(約150億ウォン=約15億円)と予想されている。

ポン・ジュノ監督の映画をドラマシリーズとしてリメイクした『スノーピアサー』も、ネットフリックスを通じて5月25日から公開される。ポン・ジュノ監督はパク・チャンウク監督と一緒にドラマ版『スノーピアサー』の制作に直接参加した。

アメリカでTNTを通じて先に公開された『スノーピアサー』は、ポン・ジュノ監督効果によって約330万人が初回を視聴する成果を上げた。

目覚ましい活躍!家族の“大黒柱”と“長男”

2019年下半期にポン・ジュノ監督と一緒に北米を回ってオスカーキャンペーンを広げた、『パラサイト』家族の“大黒柱”ソン・ガンホは次期作に拍車をかけている。

(写真提供=CJエンターテインメント)ソン・ガンホ(左)とポン・ジュノ監督

ソン・ガンホは、イ・ビョンホン、チョン・ドヨン、キム・ナムギル、イム・シワンなどが共演する映画『非常宣言』(原題、ハン・ジェリム監督)に出演する。本作は前代未聞の航空災害を扱った作品で、ソン・ガンホは事件を追う刑事役を演じる。『非常宣言』は5月中に撮影を開始する予定だ。

『パラサイト』で家族の“長男”を演じたチェ・ウシクには、ハリウッドのラブコールが続いている。チェ・ウシクは最近、映画『ムーンライト』の制作会社A24の新作映画の出演オファーを受け、ハリウッド進出への期待を高めている。

ある芸能関係者は、チェ・ウシクに送られる海外からのラブコールについて「『パラサイト』で最も多くの分量を消化しただけに印象的で、何よりもカナダ市民権を持ち、流暢な英語の実力もあることが大きな役割をした」と述べた。

忠武路(チュンムロ/米ハリウッドのような韓国の映画の街)からも愛される俳優であるため、次回作も続く。『狩りの時間』に続き、現在は『ワンダーランド』(原題、キム・テヨン監督)を撮影中のチェ・ウシクは、『警官の血』(原題、イ・ギュマン監督)」の公開を控えている。

(写真=Netflix)チェ・ウシク
“長女”は作品の成果はないが…

『パラサイト』でIT企業の社長を演じた俳優イ・ソンギュンは、ドラマ『検事内伝』に出演後、ソル・ギョングと共演する映画『キングメーカー:選挙戦のキツネ』(ビョン・ソンヒョン監督)で観客と再開する予定だ。 

美人妻を演じた女優チョ・ヨジョンは、ドラマ『99億の女』を通じてまた別の顔を見せた。家政婦を演じたイ・ジョンウンも2019年の話題ドラマ『椿の花咲く頃』と、現在放送中の『一度行ってきました』(原題)の人気を牽引しており、お茶の間での活躍が目立つ。

チョ・ヨジョン

『パラサイト』以降、まだ作品での成果を出せていない“長女”パク・ソダムは、パク・ボゴムと共演する新ドラマ『青春記録』(原題)に出演する予定だ。

世界的な一大ブームを巻き起こした『パラサイト』のポン・ジュノ監督と俳優たちは、ハロー効果によって充実した歩みを続けている。