レアルへの加入は10分で決まった? “ロベカル”が当時の移籍秘話を告白

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 元ブラジル代表DFのロベルト・カルロス氏が、現役時代のレアル・マドリードへの移籍について語った。21日付けでスペイン紙『マルカ』が伝えている。

 1996年から2007年までレアル・マドリードに所属し、当時“銀河系軍団”と呼ばれたスター選手軍団の一員だったR・カルロス氏は、FIFAのSNSの公式アカウントで行われたライブ配信に登場。マドリードへ移籍する前に1シーズン過ごしたインテル時代にも触れながら、以下のように語った。

「私はインテルでウイングとしても起用され、ストライカーとしても活躍した。しかし問題だったのは、最初の7試合で7得点を挙げてしまったことだ。それから彼らは私を、しばしば前線で起用した。とても苦しい時間だったよ」

「当時はコパ・アメリカが近づいていたから、インテルのモラッティ会長(当時)に『代表ではDFとしてプレーしなければならない』と話したんだ。すると奇妙なことに、その日にレアル・マドリードのサンス会長(当時)との会談が開かれ、10分後には僕がマドリードへ移籍することが決まったんだ。とても驚いたね」

 また、同氏は現役時代に対戦して印象的だった選手についても「ホアキン・サンチェス、サミュエル・エトオ、そしてルイス・フィーゴは手強かった。特にフィーゴは厄介だったね。彼らは私が今まで対戦してきた中で最もタフな相手だったよ」と話している。