新型コロナウイルスの集団感染が発生したソウル市東大門区の教会=17日、ソウル(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル市は17日、同市で新型コロナウイルス感染が確認された人は同日午前10時現在で計267人になったと発表した。前日から13人増えた。55人は完治して退院し、212人は治療を受けている。

 

 ソウルで最大の集団感染は九老区のコールセンターで発生し、ソウルだけで82人、全国では132人の感染が確認された。

 東大門区での連鎖感染では26人の患者が発生した。同区内の教会で11人の感染が確認され、信者が訪れたネットカフェでも複数の感染者が出た。

 東大門区は、感染の危険がある期間にこのネットカフェを利用した人すべてを対象に検査を行うことを決め、名乗り出ていない利用者207人の電話番号を入手して検査を受けるよう促す予定だ。