ロシアは2月20日、軍事通信衛星「Meridian M」の打ち上げを実施しました。


ソユーズ 2.1aに搭載されたMeridian Mは、ロシアのアルハンゲリスク州にあるロケット発射場「プレセツク宇宙基地」から打ち上げられました。打ち上げは技術的なトラブルから、約1ヶ月延期されていました。


ロスコスモスは今回の打ち上げについて、「打ち上げと衛星の投入は予定通りに実施された」と発表しています。また、衛星からのテレメトリ信号もそれを裏付けています。


Meridian Mは船舶や偵察機、そして北海における通信、あるいはシベリアや極東における衛星通信の拡張を担当します。


 


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Image: Ministry of Defence of the Russian Federation
Source: Space.com
文/塚本直樹