ナポリ戦以来の衝撃 呑み込まれたリヴァプール自慢の“フロントスリー”
短期決戦のアトレティコ・マドリードは怖い。18日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦で昨季王者リヴァプールをホームに迎えたアトレティコは、徹底した守備戦術で1-0の勝利を収めた。
セットプレイで早い時間帯に先制点を奪い、そのリードを徹底して守っていく。まさにディエゴ・シメオネ率いるアトレティコが理想とする流れになったと言えよう。
その守備も相手のシュートが外れるのを願うネガティブなものではなく、リヴァプールが自慢とするモハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの3トップを効果的に潰していく見事な戦いだった。
リヴァプールが枠内シュート0で終えるのは、2018年10月のナポリ戦以来のことだという。当時はナポリを指揮していたカルロ・アンチェロッティが巧みな守備戦術でリヴァプールを封じ込み、ロレンツォ・インシーニェのゴールで1-0の勝利を手にしている。
今回も似たような展開となり、集中したアトレティコの守備が今も強力であることが証明された。もっとも1stレグが終わっただけで、2ndレグは熱いリヴァプールの本拠地・アンフィールドだ。アトレティコには苦しい90分となるだろうが、この矛と盾の対決がどのような結末を迎えるのか楽しみだ。
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