Happy Hacking Keyboardがワイヤレス&静音でより便利に大幅リニューアル

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パソコン用キーボードには、老舗ブランドとしてPFUがリリースしているHappy Hacking Keyboard(以下、HHKB)という製品があります。

HHKBは1996年に発売されて以来、現在に至るまで20年以上もリリースされ続いている人気キーボードなのです。

HHKBの良いところは、キーのストロークの深さと打鍵感です。
長文を打つユーザーやキーボードを長時間使うプログラマーなど、HHKBを長く愛用するユーザーも多数います。古くからのパソコンユーザーにとっては、Aキーの横にControlキーがあり、ショートカットキーが使いやすいことも大きな魅力です。

このHHKB、最近、大きく進化したモデルがリリースされました。
Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-Sです。

HHKBの従来の使いやすさをそのままに、機能が大きく追加されました。Bluetoothによるワイヤレス接続に加えて、静音性が向上しています。
HHKBの軽快な打鍵音は入力するユーザーにとっては心地よいものですが、周りの人にとってはうるさく感じる場合もあります。HHKBを持ち歩いて利用するユーザーもいるため、今回の静音性のアップにより利用シーンも広がることでしょう。

また、HHKBの特徴としてキーアサインの変更が可能という柔軟なカスタマイズ性があります。新製品ではDIPSスイッチによる変更に加えて、ソフトウェアによるキー配置の変更が可能になりました。プログラマーなど、効率的な入力を求める人にとってキーボードのキーアサインのカスタマイズが必須となるだけに、ソフトウェアによるキーアサインの変更機能は、待ち焦がれていた便利な機能追加と言えるでしょう。

Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-Sの製品版をお借りしましたので写真で紹介します。


Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S




電源は、単三電池2本。USB-Cポート搭載のため、Bluetooth接続のほかにUSBケーブル接続でも利用可能



Surface Pro 7での使用例


キーマッピング変更ツールで変更例


HHKBは、キーボードにこだわるユーザーにとって必須のアイテムです。
時代の変化に合わせて進化を続けることで、さらに長く愛用されていくでしょう。


執筆 伊藤浩一