FC東京が鹿島かわし首位浮上! 優勝争いは更にヒートアップ/J1第31節

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 明治安田生命J1リーグ第31節が10月29日から11月10日にかけて各地で行われた。

 首位を走る鹿島アントラーズは、ホームに川崎フロンターレを迎えた。徐々に守備が機能しはじめ、鹿島が攻め立てるが先制したのは川崎。FKから山村和也が頭で叩き込み、続く71分には途中出場の長谷川竜也が追加点を挙げ川崎が勝利した。勝利した川崎は3連覇にわずかに望みをつないだ一方、鹿島は首位を後続に譲った。

 2位のFC東京は、ジュビロ磐田とのアウェイ戦に臨んだ。激しい攻防で一進一退の試合展開の中、後半に室屋成が倒されて得たPKをディエゴ・オリヴェイラが沈めFC東京が先制。そのリードを守り切ったFC東京が鹿島を交わし首位に浮上した。

 好調を維持し優勝争いに食らいついている横浜FMは、4−2で北海道コンサドーレ札幌との乱戦を制した。エリキがわずか2分に先制弾を沈めると、4分にも追加点。10月の優秀選手賞に輝いた仲川輝人の活躍もあり、2位に順位を上げている。

 今節の結果と順位表は以下の通り。

■J1第31節
サンフレッチェ広島 1−1 浦和レッズ
鹿島アントラーズ 0−2 川崎フロンターレ
横浜F・マリノス 4−2 北海道コンサドーレ札幌
ジュビロ磐田 0−1 FC東京
名古屋グランパス 3−0 ヴィッセル神戸
セレッソ大阪 1−0 湘南ベルマーレ
ベガルタ仙台 2−0 清水エスパルス
大分トリニータ 2−1 ガンバ大阪
サガン鳥栖 1−0 松本山雅FC

■J1順位表
1位 FC東京(勝点62/得失点差+20)
2位 横浜FM(勝点61/得失点差+23)
3位 鹿島(勝点59/得失点差+25)
4位 川崎(勝点57/得失点差+25)
5位 C大阪(勝点53/得失点差+12)
6位 広島(勝点51/得失点差+16)
7位 大分(勝点46/得失点差+4)
8位 札幌(勝点43/得失点差+5)
9位 G大阪(勝点38/得失点差0)
10位 神戸(勝点38/得失点差−4)
11位 仙台(勝点38/得失点差−6)
12位 名古屋(勝点36/得失点差−3)
13位 浦和(勝点36/得失点差−15)
14位 鳥栖(勝点35/得失点差−18)
15位 清水(勝点35/得失点差−24)
16位 湘南(勝点31/得失点差−24)
17位 松本(勝点30/得失点差−15)
18位 磐田(勝点25/得失点差−21)

■J1第31節対戦カード(5日、23日)
▼5日
浦和 0−2 川崎

▼23日
13:00 神戸 vs C大阪
14:00 札幌 vs 磐田
14:00 FC東京 vs 湘南
14:00 松本 vs 横浜FM
14:00 清水 vs 大分
14:00 名古屋 vs 鳥栖
14:00 広島 vs 鹿島
15:00 G大阪 vs 仙台