「科学的に正しいお金の使い方とは何だろう?」という切り口から、正しいお金の使い方をご紹介します。

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近年は心理学者や経済学者の間で、お金に関する研究が劇的に進んでいることをご存じでしょうか。そこで、「科学的に正しいお金の使い方とは何だろう?」という切り口から、正しいお金の使い方をご紹介します。

お金の使い方その1:意味の無い支出を減らす

「もっとお金が欲しい!」とか「もっとお金を稼がなきゃ!」とか、お金を稼ごうと意気込むことも大切ですが、それ以前の問題として、意味の無い出費は削るほうがラクだし、確実です。まずは、無意味な支出を削り、経済的なゆとりを作りましょう。

GfKの調査によると、ぼくら日本人は、世界的に見ても「お金が大好き」な人種みたいです。調査結果によれば、日本人の89%は「時間よりもお金が大事だ!」と答えたのだとか。

ですが、「お金が無い!」と悩んでいる人が多い割に、間違ったお金の使い方をしているのも事実です。多くの人は、役に立たないことにお金を使い、自らの首を締めています。

たとえば、アメリカ心理学会(APA)のプレスリリースによると、「ショッピング」「飲酒」「喫煙」「やけ食い」「映画を見る」「ゲームで遊ぶ」といったことにはストレス解消の効果が薄いのだとか。

ですから、気分を晴らすためにこういったことにお金や時間を使ってきた方は、ストレス解消に役立たないことに時間やお金を浪費してきたともいえるでしょう。

ぼく自身、飲酒が好きでコンビニで買ったワインを家で飲むこともありました。また、若い頃には喫煙していた時期もありました。しかし、飲酒と喫煙の療法はストレス解消に役立たないどころか、健康を害する可能性が高いです。

ぼくらは、テレビCMや広告のせいで、間違ったお金の使い方を教育されてきました。こういった間違った知識を是正し、まずは財布の紐をきつく結ぶことが大切です。

また、さまざまな研究から、クレジットカードを使うと貧乏になるし、不幸になるし、早死する!なんて傾向が見つかっています。だから、間違った支出を減らすには「クレジットカードを使わない」ことも有効でしょう。

お金の使い方その2:意味のある支出を確保する

無意味な支出を削ったら、今度は必要は支出を確保しましょう。具体的には、「交際費」や「教育費」、「健康維持費」といった支出は、ケチケチしてはいけません。これらの支出を削ると、不幸になったり、収入が減ったり、早死につながったりします。

たとえば、ハーバード大学の心理学者、ロバート・ウォールディンガ―は講演で、幸せになるには「お金や地位やよい仕事よりも人間関係が大事!」なんて話をしています。

他にも、さまざまな調査結果から、「読書や運動の習慣がある人は年収が高い!」なんてことも分かっています。

必要な出費を削ると、生活はみるみる悪化してしまいます。ですから、無駄な支出を削ったあとは、最優先でこれらの大切な支出にお金を回しましょう。

お金の使い方その3:余ったお金で不労所得を作る

とはいえ実際のところ、交際費や教育費、健康維持費には、それほどお金は必要ありません。

極論をいえば、友人と会うときは公共の公園で会えばお金はかかりません。教育費についても、図書館で無料で本を借りることができます。健康維持についても、食事は置いておくとしても、運動は散歩など無料で実践できます。

ですから、「健全な生活にお金がそこまで必要か?」と聞かれると、そこまで必要ではありません。お金の使い方が分かっている方であれば、お金が多少は余ることになるでしょう。

そこで、余ったお金は「不労所得を作る」ことに充てるとよいでしょう。ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンの研究でも、「収入が多い人ほど幸福感が高い」ことが分かっています。

それに、NBERのワーキングペーパーでは、「貧乏を抜け出したいなら、不労所得を作ると確実だ!」なんて研究もあります。だから、貧乏になりたくない方は、余ったお金を資産運用へ回すとよいでしょう。

まとめ

人生にお金の悩みはつきもの。おそらく、ぼくらはお金と、一生付き合っていかなくてはなりません。とはいえ、お金の価値観は人によって千差万別である上、「これだ!」というものには、なかなか巡り合うことができません。

そんな方は、この記事を参考に、「正しいお金の使い方ってなんだろう?」と、考え直してみてはいかがでしょうか。この記事で、あなたの生活が豊かになれば嬉しく思います。

参考資料:【保存版】科学的に正しい「お金の使い方」まとめ(https://allabout.co.jp/gm/gc/477437/)記事下段に記載
(文:中原 良太(マネーガイド))