古坂大魔王氏

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厚生労働省は18日、依存症に対する理解を深めるための普及啓発サポーターに「ピコ太郎」プロデューサーとして知られる人気タレント、古坂大魔王氏が就任したことを発表した。

アルコールやギャンブル、薬物などの依存症は、適切な治療とその後の支援により回復が可能な疾患。だが、依存症に関する世間一般の知識や理解は十分とは言えず、偏見や差別などが依存症者やその家族を適切な治療・支援から遠ざけていることが大きな課題となっている。

厚労省は、以前から取り組んでいる啓発事業をより分かりやすく紹介し、「受け入れられる社会」の醸成を応援する立場の代表として古坂氏を起用。古坂氏は今後、依存症に対する昨今の社会的な排除風潮に対してポジティブな問題提起と正しい知識の普及のため、11月4日に仙台で開催されるイベントや2020年1月26日に福岡で開催されるイベントへの出演などを通じてサポーター活動を行うという。

<就任にあたって古坂大魔王氏のコメント>
(厚生労働省報道発表資料より)

 このたび依存症啓発サポーターに就任いたしました。
正直、依存症に関しては知らないことも多く今まで偏見や思い込みで言っていた発言等々もあるかと思いますが、何事も知ることから始まります。
 依存症は誰もがかかる恐れがある病気であると同時に『回復できる病気』だと聞きました。
 そうです、病気なのです。
 今回就任した事から、自分の発言や行動などを通して少しでも多くの人に依存症について関心をもってほしいと思います!

医師・専門家が監修「Aging Style」