ユヴェントスでプレイしてきたマルキジオ photo/Getty Images

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2018年からの1年間だけロシアのゼニトでプレイしたが、そのキャリアの全てをユヴェントスに捧げたMFクラウディオ・マルキジオ。マルキジオは今月3日に現役引退を表明したが、マルキジオほどの実力の持ち主ならばセリエA以外のリーグでもプレイできたはずだ。

英『Daily Mail』によると、マルキジオもイングランド・プレミアリーグの環境に興味があったと認めている。その理由は、元リヴァプールMFスティーブン・ジェラード、元チェルシーMFフランク・ランパードの2人に憧れていたからだ。MFとしてパーフェクトと言っていいジェラードとランパードに魅せられていたマルキジオは、自然とプレミアリーグの戦いを見るようになっていく。

「子供の時はジェラードとランパードを好んでいたし、常にプレミアリーグの戦いを追いかけていた。ゲームのリズム、フィジカルの要素など、試合は常に僕を魅了していた。ビジネス、組織の面でもね。プレミアリーグへ向かうこともできたかもしれないが、プライオリティは常にユヴェントスにあった。過去にはマンチェスターの両チーム、チェルシーが関心を持ってくれたけど、本格的な交渉がスタートすることはなかったよ」

特に2000年代前半はチャンピオンズリーグの舞台でもプレミアリーグ勢が好成績を残しており、スターが集まる世界的人気の高いリーグとなっていた。マルキジオが興味を示すのは当然だが、ユヴェントス愛に勝るものは何もなかったのだろう。

結果的にはユヴェントスの一員としてセリエAを7度も制覇し、コッパ・イタリアも4度獲得した。残念ながらチャンピオンズリーグは2回ともファイナルで敗れてしまったが、ユヴェントスでのマルキジオのキャリアは大成功だった。

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